テリー伊藤(64)が27日放送の日本テレビ系「スッキリ!!」で、西アフリカを中心に患者が増え続けているエボラ出血熱について、現地取材の必要性を訴えた。

 米ニューヨークで初めてのエボラ出血熱患者となる医師の足取りなどについて紹介するVTRを見た後、テリーは「日本のエボラ出血熱に関する知識は全部海外の映像によるものだ」と指摘する。「日本のスタッフが国境なき医師団の皆さんと一緒にギニアとかに1カ月くらい取材に行った映像がどんどん国内に入ってくるのならいいですけど、今は、『予防どうしよう』『薬どうしよう』とかすごく内的」と持論を展開させる。

 そして、「日本のマスコミが実際に現地に行って映像を撮ってきて、リアルにどうだったかということを聞くことができれば、危険がもっと身近に感じると思う」「日本全体がまだ他人の話で終わっている」と現地取材の重要性について熱弁した。